はじめまして、JADEの松尾と申します。
昨年の11月までは新卒で入社したLINEヤフー株式会社(元ヤフー株式会社)で、広告営業コンサルタント、いわゆる媒体営業担当として働いていました。
そしてWeb広告領域でより専門性を高めたいと考え、2024年12月からJADEに転職しました。
前職が広告媒体者の営業だったこともあり、広告代理店の方と仕事をすることがほとんど。
そのため広告代理店にはそれなりに詳しく、その分転職先の選択肢として考える企業も多くありました。
今回は「なぜ他の代理店ではなく、JADEで働きたいと思ったのか?」という部分を入社エントリとして掘り下げていきたいと思います。
入社から数年経ち仕事にも慣れてきたけど、今のままでいいのかな……。と思っている数か月前の自分のような人に向けて書きました。
- 入社3年目くらいで転職を考えている人
- 広告運用者としてのキャリアに迷っている人
- JADEで歩める広告運用者のキャリアに興味がある人
といった人のお役に立てる内容かと思うので、参考にしていただければ嬉しいです。
【もくじ】
もともとは何をしていたか
新卒でヤフー株式会社に入社し、Yahoo!広告のコンサルティング営業として働いていました。LINEヤフー株式会社に合併後は、LINE広告も提案していました。
担当する社数は多くなかったため、面的な対応ではなく1社1社にコミットするタイプの営業でした。
そしてメインは運用型広告の営業になるため、営業としての売上を伸ばすには、Yahoo!広告・LINE広告が他媒体よりも成果を上げてもらうことが重要。
そのため、営業とはいいつつも、Yahoo!広告・LINE広告のコンサルティングを行うような仕事を行っていました。
インハウスのお客様も担当させていただいていたので、よりその色は強かったのかなと思います。
Web広告の仕事ははじめてでしたが、運用の基本的な考え方はここで身につけることができました。
また、運用型広告の仕事は楽しく、直感的に自分に向いているとも感じていたため、GoogleやMetaをはじめとする他媒体にも関わってみたいと思うようになりました。
自動化が進む中、広告運用者に必要な能力は?
転職にあたってまず考えたのは、「これからの広告運用者に必要な能力は何か?」という点です。
前職でWeb広告やWebマーケティングに触れ、運用者ではないもののその奥深さに興味を持ち、今後のキャリアの軸として考え始めました。
ただそれと同時に、GoogleのP-MAXやMetaのAdvantage+などをはじめとする、AIによる自動化プロダクトもどんどん拡大していたので、「AI時代の広告運用者」というテーマについては考えざるを得ませんでした。
特に、広告管理ツールでできることは真っ先に少なくなっていくだろう、と感じていました。
それを踏まえ、当時の僕がざっくり思いついたのは、以下の4つの能力でした。
- Webマーケティングの戦略から考えられ、実行できる能力
- 広告システムを正しく理解し、仮説をもって運用を正しく行う能力
- GoogleAnalytics4などを用い、サイト分析を行う能力
- ユーザーに刺さる広告クリエイティブを作成できる能力
これらの能力を、JADEでは鍛えられるのではないかと感じ、応募を決意しました。
入社前に特に感じていた期待としては、2.と3.が大きかったですね。
(ちなみに、AI時代の広告運用者のこれからというテーマについては、田中先生が詳しく書いてくださっています。ご興味ある方は是非)
JADEを選んだ理由
ではなぜ先ほどの能力を高めるにあたって、JADEを選んだのか?
以下の2つが、JADEを選んだ大きな理由です。
本質的で、まっすぐな広告運用ができると思った
1つ目の理由は「本質的で、まっすぐな広告運用ができると思った」です。
凄く抽象的なので具体的にすると、本質的というのは「小手先の手法に囚われるのではなく、解決すべき課題や目的からやるべきことを考えた運用をする」ということ。
そしてまっすぐというのは「システムの穴を突く、媒体ハック的な思考で解決をしない」という意味です。
広告代理店や運用者は、広告を用いて持続的な売上・利益を創出するためにお客様から広告費を任されているかと思います。
手法ベースでの広告運用であったり、システムの穴を突くような運用では、短期的には売り上げがあがるかもしれませんが、持続的な成長は見込めません。
広告運用者として長くキャリアを積むのであればこの考え方は重要だろうと、転職前から考えていました。
そんな中JADEでは、以下のような記事で定期的に広告運用の考え方を発信しています。転職前は小西さんの記事をよく読んでいました。
発信の内容にとても共感しましたし、実際にJADEの人がどうやって広告運用に向き合っているのか?を知ることができたのは大きかったです。
広告運用に対する考え方は本当に人それぞれなので、ブログやXを見るなり、カジュアル面談をするなりして、自分の考え方との相違を減らしておくのは大事なことだと思います。
GA4の専門家がいるため、詳しくなれると思った
当たり前も当たり前ですが、GA4に詳しくなりたいなら、GA4に詳しい人がいる環境が良いと思いました。
JADEには村山さんや郡山さんをはじめとする、アナリティクスのプロがいます。
また、JADEブログでも「広告運用者×GA4」に関する発信をされており、広告運用者が普段からGA4で分析を行い、改善に繋げているような環境なのだなと感じたのを覚えています。
広告運用において、GA4の数値を日々見ることは当たり前かと思います。
ただ、広告運用者がGA4を用いてがっつりサイトの分析を行う、というのは一般的ではないのかなと転職時から感じていました。
また、組織が大きくなればなるほどGA4を扱う専門の組織ができていたりと、広告運用者とGA4の距離がそこまで近くないケースもあると思っています。
JADEはまだそこまで大きな組織ではありませんし、中にいる人の発言からも、広告運用とGA4の専門性を同時に高められると感じました。
入ってからどうか?
では入ってからどうだったかというと、特にギャップはなく、自分が思い描いていた通りの環境でした。自分が転職の際に考えていたスキルを身に着けられる環境だと思っています。
実際、JADEブログだけでなく、JADEメンバーのXは見ていたりしたので、なんとなく雰囲気は感じれていました。入社後ギャップに関する心配はほとんどしていなかったです。
むしろ嬉しいギャップは沢山ありました。
広告運用の側面で言うと、広告レポーティング・分析の体制がとても効率化されており、分析や施策立案にかける時間をその分捻出できる、という点です。
前職にいるときは一生懸命Excelを触っていましたが、JADEに入ってからは一切触っていません。 (スプレッドシートもほとんど触っていない)
広告運用のスキルは高めたいと思っていましたが、別にExcelがうまくなりたいわけではなかったので、本質的な部分に時間をさける環境は広告運用者にとってとても良いと思っています。
このレポーティングについては、過去のJADEセミナーでも話しているので興味がある方は見てみてください。
2つ目の嬉しいギャップは、「想像以上に学びが促進されている組織」ということです。
社内での勉強会はもちろんですが、それ以外の情報交換もかなり活発だと感じました。
JADEのメンバーがXで発信されているのは皆さん良く見られているかと思いますが、体感その3倍くらいは社内で発信されています。
特にメンバーの偏りがなく誰もが自然と発信する環境なので、自分も発信するようになりますし、発信のためにより積極的に情報を取りに行くようになりました。
アップデートなどの変化が激しい業界だからこそ、日々のキャッチアップが自然とできる環境は重要なのかなと思います。
おわりに
まだ入社して日は浅いですが、広告媒体営業からJADEに転職するまで、そして転職してからの感想を書いてみました。
Webマーケティング・Web広告領域でキャリアに悩んでいる人の参考になれば嬉しい限りです。
これからJADEブログやXでの発信も積極的に行いたいと考えています。JADEの松尾をこれからよろしくお願いいたします!
最後に、JADEでは採用強化中です。カジュアル面談も行っていますので、ご興味のある方は是非前向きにご検討ください!